ギド退任
2006.12.05 Tuesday
12/4 正式にギドの退任が発表された。
06.12.04 ギド・ブッフバルト監督の退任について
ギド・ブッフバルト監督が、本日13:30から埼玉スタジアムボールルームで開催された記者会見で、今シーズン限りで退任することを発表いたしました。
<藤口光紀代表コメント>
結論として、ギド・ブッフバルト監督に来期の指揮をとってもらえない事になりました。先程正式にお話を頂きました。我々としても、ここまで大きな成果を出してくれた方ですから、更にアジアそして世界へ向けて一緒にやっていこうというお話はずっとしていたのですが、クラブとしても了承せざるをえない状況という事で、今日このように発表させて頂くことになりました。
<ギド・ブッフバルト監督コメント>
まず最初に、この3年間私を信頼して任せてくれたクラブに感謝したいと思います。将来についてですが、レッズから非常にいいオファー、信頼してくれて更にいいオファーをして頂いた事に感謝したいと思います。しかし、私の判断としては、ここで一度ブレイクしたいという事になりました。
今回の結論に至った理由には、多くの理由があります。1つは報道されている通り、プライベートな面があります。
もう1つは、1つのクラブで指導者が3年間、しかも結果を出しながら指導を続ける、浦和レッズというのは私の第2の故郷で自分の心がここにある、この3年間、当時の犬飼社長、森GM、その後後任の方がしっかり引きついでくれていますが、クラブもいろいろ発展している。代表にも複数名送り込む事が出来ていて、成績も非常にいい結果を出してきた。私が始めて監督として過ごした3年間でこうした結果を出してきて、今後どうなっていくのだろうという理想というものが頭の中に出てきました。
この結論にいたるまで、かなりの時間が必要となった。9月にクラブから来シーズンもというオファーを頂いて、そのときに考えたのは、出るという事を考えた場合、このままクラブを去って大丈夫かどうか、来シーズンはアジアチャンピオンズリーグもあって、監督として、1人の人間として挑んでみたいという事もあった。
そういうオファーを頂いていろいろ考えたのだが、今回はそういう結論に至りました。浦和レッズというのは、そこにあるべきポジションにいて、いいチームになった。コーチングスタッフも非常にいいスタッフが揃っていて、代表選手も数多くいる。サッカーを取り巻く環境は、アジアではもちろん、練習環境等は、世界でも通用する環境を整えてもらっている。このような環境のおかげで、浦和レッズは、今後も常に優勝を争える、常に1位から3位にいる、そういうクラブになったと思う。3年間本当にハードな生活を送ってきたのだが、ここで一旦、このポジションから一歩引いて、この3年間どういうところがうまくいって、どういうところがなかなかうまくいかなかったのか、次回やるときにはどういったところを改善すべきなのか、そういう事を見つめなおす時間が必要になってきた。今後の私の目標としては、次回やるときにはどうしたらいいのかをしっかり分析して、それが実になるようにしていきたい、これが今の私の目標です。
優勝して退任でよかったよ。就任当時は、新米監督、オプト親父の後だけに、相当のプレッシャーもあり、不安もありでしたが、大変よくできました。